20年弱契約し続けたNTTドコモをついに解約することにした。
約8年間使い続けたガラケーがついに壊れたから。
僕のドコモのガラケーは音声通話かけ放題の契約で、月3000円ちょっと。
ドコモのスマホでその金額に抑えるのは不可能だ。だからガラケーが故障したらドコモを解約することはかなりまえから決めていた。
ガラケーを使っている間、ずっとガラケーのみで運用していたわけじゃなく、HUAWEIのモバイルWi-FiルーターにOCNモバイルONEのsimカードを入れて、ipod touchとHUAWEIのタブレットでネットを楽しんでいた。
つまりデータ通信ののみの格安simはすでに使用しており、格安simが全く問題なく使えることはもうわかっていた。
ドコモからOCNモバイルONEに移るにあたって、電話番号は変えたくなかったので、人生初のMNPをすることにした。
MNPをするには、ドコモショップに行くなり、ドコモに電話するなりしてMNP予約番号というものを取得しなければならない。
最初は電話でやるつもりだったが、肝心の電話が壊れているので、仕方なくドコモショップに行くことにした。
休みの日に10時の開店と同時にドコモショップに入店。ネットには1~2時間待たされることもあると書いてあったが、これなら待つことはない。
それでも開店直後に4名程の来客があった。
若い女性スタッフにテーブルに案内され、15分程の非常に事務的な手続きであっさりMNP予約番号を取得することができた。
「ドコモに残ればこんな安いプランがありますよ」などと、ある程度引き留められるのかと思っていたが、それは全くなかった。
違約金1万円程度と、MNP手数料2000円がかかるなどの説明をされ、タブレット上で何度もサインした。
1300ポイントほどたまっていたDポイントは、ドコモショップの人がDカードに移してくれた。このへんは結構親切だなと思った。
そして僕はドコモショップを後にした。
家に帰ってすぐに自宅のパソコンでOCNモバイルONEの申し込み手続きをした。
これから格安simにMNPするときの注意点は、予約番号を取得したらすぐに申し込める状態にしておかなければならないということ。
番号は有効期限が2週間あるが、移転先の申し込みには「有効期限が〇〇日残っていること」が条件になっているからだ。
ちなみにOCNモバイルONEなら12日残っていなければならない。僕は今回OCNモバイルONEの音声通話simをアマゾンで買ったが、予約番号を取得してから買ったのでは遅いということ。
OCNモバイルONEへの申し込みはデータ通信用simのときにやったので2度目だが、そのときとの大きな違いは今回は本人確認書類のアップロードが必要だということ。
ほとんどの人は運転免許証だろうが、免許証の裏面に現住所が記載されている場合は、忘れずに裏面もアップロードしなければならない。
もう一つ大きな違いは、デート通信用simのパッケージにはsimカード自体が入っていて、申し込みをしたら即日使うことができたが、音声通話用simの場合はsimカードは後日送られてくるということ。
僕の場合は(北海道札幌市在住)、11月3日の午前中に申し込んで、11月7日の朝にsimカードが届いた。
simカードが届いたら、まずはMNP開通の申し込みをしなければならない。
OCNのサイトにログインしてMNP開通の申し込みをしたら、約2時間後のMNP開通となり、そこでようやくあたらしいsimカードが使えるようになる。
僕の場合は正確な時間は計っていないが、MNP開通まで2時間以上かかったように思う。前の携帯が圏外になったら、MNPが開通したということだ。
MNP開通したあと、ANP設定という簡単な設定をすれば新しいsimが使えるようになるのだが、僕の新しいスマホ(HUAWEI P20 lite)の場合はアクセスポイントのOCNモバイルONEの欄にチェックを入れるだけだった。
・・・がっ!使えないっ!!
チェックを入れても使えないっ!
古い携帯が圏外になっているのに新しいのが使えないというどういうことだとちょっと焦った。
そこでスマホを再起動してsimを1回抜いて入れなおしてみると、再起動後にDocomoの表示が出て、ようやく電話として使えるようになった。
ここまで自分でやってみて思ったことは、機械オンチの世代(ウチの母親世代)の人にはこの設定はきびしいな、ということ。
要はショップの人がやるようなことを自分でやっているわけで、それとひきかえの安さという部分もあるのだろうなと思った。