ネットフリックスオリジナルドラマとしてはかなりの話題作、「全裸監督」4話まで観ました。
今のところまだ飛びぬけて面白い、というわけではない。
しかし驚いたところがいくつか。
まずセットがすごい!
1980年代の日本を忠実に再現していて、少しもチープなところがない。これは本当にすごいことですよ。
古臭いパトカーとかもしっかり用意しているし。
次に出演俳優がすごい!
主役の山田孝之、脇を固める玉山鉄二(マッサン!)はいいとして、リリー・フランキーやピエール瀧、小雪などといった名だたる俳優たちをチョイ役で使うその贅沢さ!
いやー、さすが業界第一位のネットフリックス、金持ってますなあ!
最後に性描写がすごい!
地上波ではないのでまったく遠慮なし!という感じ。
地上波ドラマと比べて、潤沢な資金と余裕を持ったスケジュールで撮影させてくれるということで、現場の俳優たちにも評判がよかったそうですね。
地上波ドラマというものは、常にスポンサーや大手芸能事務所の顔色を窺いながら作らなければなりません。
しかしスポンサーからの資金ではなく、基本的に契約者から直接支払われる月額料金で運営しているネットフリックスならば、そういったしがらみを気にせずに、使いたい俳優を使い、作りたいものを作ることができる。
「全裸監督」はアダルトビデオの監督が主役ということで、観る人が限られているドラマでありますが、これからは全年齢向けのドラマでこうしたクオリティの高い日本産ドラマが数多くできることを、ネットフリックスに期待したいと思っとります。