ナオーキのなんでもレビュー

主にネトフリ、アマプラで見た映画やドラマをレビューしていきます!

『ダブルヘッドジョーズ』をアマプラで見た感想(ネタバレあり)

衝撃度2倍!! 破壊力2倍!! 食欲2倍!! そしてくだらなさも2倍!!

 

ダブルヘッド・ジョーズ (字幕版)

ダブルヘッド・ジョーズ

2012年 アメリカ映画 原題:2-Headed Shark Attack

上映時間 約90分

監督   :クリストファー・レイ

キャスト :カーメン・エレクトラ チャーリー・オコネル ブルック・ホーガン

 

予告編はこちら↓

(がっつりネタバレありで書いていきますので、内容を知りたくない方は目次から「まとめ」をクリックしてください)

目次

 

あらすじ

大学の研修合宿でクルーザーを走らせる教授とその生徒たち。しかし生徒たちは旅行気分で日光浴を楽しんでいた。船の故障のため、無人島に上陸した彼らに、「双頭の悪魔」ダブルヘッド・ジョーズが襲い掛かる!

 

感想

オープニングでいきなり5人食われる

冒頭いきなりビキニ美女2人がウェイクボードを楽しんでいるシーンからスタート。

オーケイ、オーケイ。

サメ映画の基本、ビキニ美女登場はここでクリアしている。

 

その直後いきなりダブルヘッド・ジョーズが2人の美女を丸飲みに。

突然の事態にうろたえるボートに乗っている若者3人。

そしてダブルヘッド・ジョーズがボートを転覆させ、3人もサメの餌食に。この食われるシーンは結構グロいです。

 

オープニングですでに5人も食われました。

このテンポのよい食われ方は、なかなか良いのではないでしょうか。

 

クルーザーで楽しむ若者たち

本編スタート。

40代くらいに見えるなかなかいい男の教授が研修合宿について講釈をたれていますが、生徒たちは旅行気分でなかなかやる気のない様子。

 

そんな中で目立つのが、「ガリ勉」と呼ばれている男子学生と、やたらと筋肉を誇示する男子学生コール。

この2人、なかなかキャラが立っています。

特に「ガリ勉」は、これから主人公的役割を担うのだろうな、と思わせる演出。

 

謎の無人島に上陸

その後、クルーザーは謎の生物と衝突し、故障、修理することになり、若者たちは教授とともに謎の無人島に上陸することになります。

 

その無人島にはバラックのような建物や、ボートなどがありますが、なぜか人は誰もいません。

 

ここでもまだはしゃいでいる若者たち。

 

ここで紹介される金髪、大柄な女性学生ケイト、勇敢だが不器用そうな彼女が、「ガリ勉」とともに主人公的役割を担いそうな演出です。

 

「エロいことした奴らは殺される」の法則発動

他の生徒たちが真面目に修理のための鉄クズなどを集めている間に、仲のいい男子学生1人と女子学生2人の3人はサボって海岸へ遊びに行きます。

 

男子学生が「裸になって海に入れよ」と言うと、女子学生2人はブラを脱いで上半身裸になります(子供には見せられません!)。

 

それから海に入って3Pじみたことをしていると、「コラッ!」とばかりにダブルヘッド・ジョーズに襲われて、食われてしまいます。

 

映画「13日の金曜日」から続く、「エロいことした若者は殺される」のホラー映画の法則発動です。

 

豪快に食われる男子学生

その後無人島にあった2台のボートに乗り込んだ若者たちは、クルーザーに戻るまで、レースじみたことをして楽しんでいます。

相変わらずノーテンキな若者たちです。

 

そこで一隻のボートから振り落とされた男子学生。

男子学生は必死ですが、無人島からそれを見ている女子学生たちは「泳ぎなよ!」などと言いながら笑ってみています。

 

そこに当然のように襲い掛かるダブルヘッド・ジョーズ

男子学生は片脚を食いちぎられ、笑いながら見ていた女子学生たちはここでようやく事態に気づき、泣き出します。

 

男子学生はさらにダブルヘッド・ジョーズの尾びれアタックを受け、空中に投げ飛ばされたところを2つの口で豪快に食われます。

 

このシーンはなかなか良かったですよ!

 

クルーザーを奪って1人逃げ出す筋肉誇示男

その後全員が無人島に集合し、今後生き残るための作戦会議。(その無人島も少しずつ沈没していくという都合のいい設定です)

ガリ勉」が中心になって作戦を考え、サメは電気に反応するので、島にあった発電機で海に電気を流し、その間にケイトと筋肉誇示男コールがクルーザーに戻って船を修理することに。

 

電気でサメを引き付けている間に、勇敢にも志願して海中に潜り、船を修理するケイト。

ケイトが頑張っている間に、筋肉誇示男コールは「Don't look back.(振り返るな)」などと自分に言い聞かせ、なんとクルーザーを奪ってケイトを置き去りにして1人で逃げ出します。

 

しかしその後すぐにクルーザーはダブルヘッド・ジョーズのアタックを受け、沈没。

自己中心的な行動をした筋肉誇示男コールは因果応報の報いを受けるのです。

 

次から次へと殺されていく学生たち

その後打つ手がなくなった一行のいる無人島は、(都合よく)どんどん沈没していきます。

どうやら沈没の原因はダブルヘッド・ジョーズの攻撃のようですが、いくらでかいサメでも島を沈没させるのは無理があるだろう、とつっこみたくなります。

 

次から次へとサメに殺され、教授も殺されて、生き残ったのは「ガリ勉」、ケイトと女子学生の3人。

 

3人は海に浮かんでいたガソリン缶を爆発させてサメを倒す作戦に出ます。

 

果たしてその作戦は成功するのか、生き残るのはだれか?(ここまでネタバレしてきてあれですが)結末はご自分でお確かめください!

 

ブルック・ホーガンについて

主人公のたくましく勇敢な女子学生ケイト役を演じたブルック・ホーガンですが、調べたらあの超有名プロレスラーのハルク・ホーガンの娘なんですね!

どうりで大柄でたくましい!と思いました。

 

まとめ(悪くないB級映画

さて、まとめですが、この作品、B級はB級ですが、『セミマゲドン』ほどおバカに振り切っているわけではなく、低予算感もなく、モンスターパニック映画のテンプレにのっとってしっかり作られている映画、という印象でした。

 

冒頭からエンディングまで、常にビキニ美女とともにある作品(しかもポロリもあり)なので、セクシーとホラーが両方楽しめる良作ではないでしょうか。

 

人がサメに食われるシーンは結構グロいので、ファミリーで視る映画ではありません。

 

個人的評価 6/10

 

Amazon Prime Videoでの視聴はこちら↓

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