ナオーキのなんでもレビュー

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ゾンビ化する水族館!?『シーワールドZ』をアマプラで視た感想

またまたB級感がプンプンと漂うこのモンスターパニック映画をアマゾンプライムビデオにて視聴してみました!

シーワールドZ(字幕版)

 

まずタイトルですが、原題の「Aquarium of the Dead」に対し、邦題「シーワールドZ」。

 

・・・そのZはなんや!!

 

と、いきなりつっこみを入れたところで予告編を見てみましょう。

 

はい、なかなかよくできた予告編ですが、CGの雑さは隠しきれてないですね~。

ていうかラスボス見えちゃってますね~。

 

『シーワールドZ』 原題:Aquarium of the Dead

2021年 アメリカ映画

上映時間:約85分

監督:グレン・ミラー

 

あらすじ

舞台はシャイニングシー水族館。獣医師のカレンは瀕死のタコにある薬品を注入するが、注入したとたんそのタコは狂暴化し、男性スタッフ2人を殺害してダクトへ逃げ込んでしまった。その薬品はエデン動物園から調達したもので、エデン動物園では動物がゾンビ化するという事件が起こっていたのだ。そしてタコの血液が水族館中に充満し、あらゆる生物がゾンビ化してしまう・・・。

 

さて、張り切ってレビューしていきましょう!

(多少のネタバレを含みます)

 

この作品、英語版のウィキペディアでも「コメディホラーサイエンスフィクション」と紹介されている通り、真面目なホラー映画ではなく、おバカ路線の映画と見ていいでしょう。

 

冒頭いきなり緊迫感のあるシーンからスタート。

どうやらタコが瀕死のようで獣医師のカレンが男性スタッフに「早く薬品を投げて!」と言っています。

投げられた注射器をキャッチし、動き回っているタコに一撃で注射するカレン、すごいです。

 

すると突如狂暴化したタコが3人に襲いかかり、タイトル「Aquarium of the Dead」が出ます。

なかなかのオープニングではないでしょうか。

 

この映画のゾンビ化した水生生物たちから逃げまわるメンバーを紹介します。

  • 水族館の責任者 ミランダ(女性)
  • 警備主任 クルー(女性)
  • ガイド ダニエル(男性)
  • 看護師 スカイラー(男性)
  • 獣医師 カレン(女性)
  • 議員 ブラックバーン(男性)
  • ブラックバーンの秘書 ベス(女性)

他にも登場人物はいますが、即死メンバーを紹介してもしかたないので、メインはこの7人で、主人公は責任者のミランダのようです。

 

ミランダを演じるのはエバ・セハ(Eva Ceja)という女優さん。なかなかセクシーで魅力的な方でした。

 

この映画、いかにもB級ホラーという感じですが、映像の撮り方に関してはドローンで撮ったと思われる映像もはさみこまれていたり、あまりB級感はなかったです。

 

やはりB級感があるのは水生生物のCGですね。

生物単体のCGはまあいいのですが、人間と合成されるとかなりの違和感があります。

 

さきほど紹介したメンバーのうち、ガイドのダニエルと看護師のスカイラーがコンビで活動するのですが、このコンビが序盤の会話で話す、アオザメとセイウチの話、これが伏線になって、あとでそれらがモンスターとなって襲ってくる、という最低限の伏線回収はしっかりできています。

 

あとは人の死に方が雑かな~。

大見栄をきってモンスターにダイブして死んでいく〇〇さんとか・・・、もう笑わせにきているとしか思えないシーンもいくつかあります。

 

こういうホラー映画ではどう見てもこいつ死に役だろ、というキャラがいるのですが、今作ではそれが偉そうな性格の悪いブラックバーン議員なのですが、これが意外となかなか死なないんですね。

これは意外な展開でした。

 

まとめとして、この『シーワールドZ』、邦題はふざけていますが、前回視た『アンツ・パニック!』と比べたらモンスターパニック映画としてクオリティは高かったです。

怖くはありませんが、なかなか笑えるし、全然グロくはないし、何人かで集まって、つっこみを入れながら視るにはいい映画ではないでしょうか。

いや、なかなか面白い映画でしたよ。

 

個人的評価 6/10(10点中6点)

 

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シーワールドZ(字幕版)

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