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Netflixドラマ『幽遊白書』第5話(最終話)を観た感想(ネタバレなし)

Netflix制作で全世界に配信されるドラマ『幽遊白書』。

遠い昔に原作漫画を全巻読んだ私が、いよいよ最終話、観てみました!

(ネタバレなしのレビューですが、特定のシーン、登場人物に対する言及はあります)

 

幽遊白書

2023年 Netflixドラマ 英題:Yu Yu Hakusho

監督      月川翔

脚本      三嶋龍朗

キャスト

浦飯幽助    北村匠海

桑原和真    上杉柊平

蔵馬      志尊淳

飛影      本郷奏多

雪村螢子    白石聖

ぼたん     古川琴音

コエンマ    町田啓太

雪菜      見上愛

幻海      梶芽衣子

戸愚呂兄    滝藤賢一

戸愚呂弟    綾野剛

左京      稲垣吾郎

幻海      梶芽衣子

鴉       清水尋也

武威      新井敦史

 

予告編はこちら↓

目次

 

あらすじ

ケンカ最強の不良、浦飯幽助は高校生ながら飲酒、喫煙、賭博なんでもありのワルだったが、いじめられっ子を助けるような正義感もある少年だった。

そんな彼が暴走しているトラックに轢かれそうになっていた男の子をかばい、自分が亡くなることになってしまう。

死んで幽霊となった幽助は、霊界の案内人と名乗るぼたんという少女に連れられ、霊界へと向かう。

霊界で閻魔大王のジュニアだというコエンマと出会った幽助は、人間界において妖怪のかかわる事件を解決する「霊界探偵」として働くことになる。

 

最終話の感想

冒頭から幽助と戸愚呂弟のバトル

相変わらずのかっこいいアクションシーン。

戸愚呂弟の圧倒的なパワーが見事に表現されています。

パワーはもちろん、スピードでも敏捷性でも幽助に負けていない戸愚呂弟。

幽助が圧倒的劣勢の中、飛影と蔵馬が加勢に入り、3対1のバトルに。

 

桑原と戸愚呂兄のバトル

幽助VS戸愚呂弟と同時に描かれる桑原VS戸愚呂兄のバトル。

苦戦の末に再度霊剣を繰り出した桑原に対し、瑩子が

「そんなのあるなら最初から出しなさいよ!」

と言うのが面白いです。

 

ついに全員が合流へ

3対1でも戸愚呂弟の圧倒的な強さの前に劣勢の中、桑原、瑩子、雪菜、そして戸愚呂兄が合流し、全員集合といった感じです。

このシーンでは、戸愚呂兄を演じる

 

そして戸愚呂弟が100%に

玄海を死を知らされ、覚醒した幽助の強さを受けて、ついに100%状態になった戸愚呂弟。

原作のあの気持ち悪い姿が、見事に再現されています。

 

お前、もしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないか?

原作の戸愚呂弟の名セリフ

「お前、もしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないか(ね)?」

が再現されていたのはうれしかったですが、原作ほどの怖さはなかったのが残念。

 

幽助の2度目の覚醒の後のシーンがかっこよすぎ

幽助が2度目の覚醒をして、戸愚呂弟を殴って吹っ飛ばすスローモーションシーンがかっこよすぎ。

このシーンはぜひ見ていただきたい!

 

そして完結へ

ラストはひねることなく、王道の大団円という感じ。

素晴らしいドラマシリーズでした!

 

シリーズ通しての感想

とにかくアクションシーンが驚くべきクオリティ

やはり特筆すべきはここでしょう。

同時期に同じNetflixオリジナルシリーズの『ウィッチャー』や『REBEL MOON』といった作品を観ましたが、それらの海外作品と比較しても、負けていない、どころかむしろ爽快感に関しては勝っている、のがすごい。

 

漫画的な演出を上手く実写に落とし込んでいる

これはこの最終話を観たときに特に感じたのですが、本来速い動きをあえてスローに見せたり、止めたり、そのあと標準の速度に戻したりすることで、漫画のコマ割りのような爽快感のある演出になっていると思いました。

これは漫画文化のある日本ならではの演出ではないでしょうか。

 

もっと長い話数で見たかった!

ここまでハイクオリティなドラマなので、もっと長く見たかった、というのは誰もが思ったところでしょう。

10話とは言わなくても、7~8話は欲しかったですね。

しかし本来もっと長いストーリーを、全5話にうまくまとめていたと思います。

 

日本のドラマは韓国ドラマに負けてなどいない

「日本のエンタメは韓国のそれと比べて全然ダメ」

こういう発言をする人が一定数いますが、この『幽遊白書』のようなハイクオリティなドラマを観てもそう言えるのか、と問いたい。

私は日本の芸能界特有の大手芸能事務所忖度を排除してキャスティングしたら、ここまで良いスタッフが集まるのだな、と思いました。

 

忖度してばかりのテレビドラマがダメダメなのは認めます。

しかし忖度のない世界では、日本にはここまで優秀なスタッフが揃っている、ということが、この『幽遊白書』で明らかになりました。

もうテレビがエンタメの王者だった時代は終わり、今や日本のスタッフの能力を最大限に発揮してくれるプラットフォームは、Netflixなのかもしれませんね。

 

まとめ

さて、芸能村の忖度から逃れて、日本の優秀なスタッフが集結して作られたこのNetflixオリジナルドラマ『幽遊白書』。

そのクオリティは驚くべきレベルで、まさに日本が世界に誇ることができる映像作品でした。

Netflixと契約していない人は、一時的に契約してでも観るべき傑作ドラマですよ!

 

Netflixドラマ『幽遊白書』感想)

・Netflixドラマ『幽遊白書』第1話を観た感想(ネタバレなし)

・Netflixドラマ『幽遊白書』第2話を観た感想(ネタバレなし)

・Netflixドラマ『幽遊白書』第3話を観た感想(ネタバレなし)

・Netflixドラマ『幽遊白書』第4話を観た感想(ネタバレなし)

 

視聴はNetflix

 

原作漫画

幽★遊★白書 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)